庭の小さな生き物たち
庭の小さな生き物たちトップページへ動物たちの目次へ
動物たち クモ類
(クモ目)
     クモも良く見れば綺麗ですが、その姿、形、そして他の生き物を捕らえて食べる食性
     等から、あまり好かれてはいません。時にはゴキブリを捕らえるなど、人にとって、
     益になる虫、即ち益虫であるとも言われます。又クモが巣を作る技には驚きますが、
     通路に張ったクモの巣が、顔に絡みつくのには閉口します。
      クモは足が8本あると言う事は知っていても、目も8個あるということを知っている
     方は少ないかも知れません。クモは単眼の記憶はありましたが、8個もあるとは知り
     ませんでした。目は複眼は別にして、別世界を含めても1〜3個と思っていたのですが。  
 ↓20A ジョロウグモ(1)♀
  
成長したジョロウグモの雌(メス)は腹部の下面に
  赤い部分が見られるので直ぐに分かります。
 ↓20Aa 同 (2)♀裏面(左とは別個体)
  良くみると足が一本欠損しています。      
ジョロウグモの写真
p1-6(photo.2008.10.11)
ジョロウグモの写真
p1-6(photo.2008.10.12)
 ↓20Ab ジョロウグモ(3)
  ジョロウグモの巣(網)には、0〜5匹ぐらいのオス
  グモが同居しています。 写真では大きなメスの
  巣に小さな4匹のオスグモが見られます。
ジョロウグモのおすとめすの写真
p1-6(photo.2008.10.12)

 ↓20B ナガコガネグモ
  このクモは巣は中心部の近くにV字形の連続
  模様を造るので遠くからでも分かります。又、
  驚くと自分で巣を揺さぶって威嚇(多分)します。
  これを見て子供の頃、地震グモと呼びました。
 ↓20Ba ナガコガネグモの子供
  自分で作った家の中に、すっぽり隠れています。
  親も前種よりも低い場所に巣を張りますが、小
  さい時は、さらに地上近くで生活しています。
ナガコガネグモの写真
p1-6(photo.2008.10.15)

g6(photo.2011.7.8)

 ↓20K こしろがねぐも
  シロガネグモには大(オオ)、中(チュウガタ)、小
  (コ)等がが揃っていて、同定し兼ねています。
  写真が1枚しかなく、データ不足です。分類では
  次のアシナガグモと同じ、アシナガグモ科に属
  します。
シロガネグモの仲間の写真
g21(photo.2012.10.6)


 ↓20L ヤサガタアシナガグモ(1)
  小さな池の水面近くに巣を張って、下面を上に
  してとまっています。下面ばかりて上面が見え
  ません。  
 ↓20La 同 (2)
  色がずいぶん違います。雌雄の違いとすれば
  右下の薄茶色の方がオスでしょう。金魚や水面
  に写った木の葉などにピントが合って、一苦労
  です。
◎拡張
ヤサガタアシナガグモの写真1
g6(photo.2011.7.16)
ヤサガタアシナガグモの写真
g31(photo.2013.7.1)

 ↓20C マミジロハエトリ(1)
  紛らわしいハエトリグモも、オスはかなり特徴が
  ある様で、このぐらいはっきり出してくれると、
  素人でも良く分かって嬉しいですね。でも、生き
  るためとは言え良く動きまわります。 
 ↓20Ca 同 (2)♀
  ハエトリグモの多くは、オス、メスが別種の様に
  違い、幼体は又違い、さらに変異も多い様で、
  識別の難しい仲間です。
マミジロハエトリの写真
g4(photo.2011.6.8)
マミジロハエトリめすの写真
g27(photo.2013.4.23)

 ↓20D シラヒゲハエトリ
  ブロック塀にいたら、なかなか見つかりません。
  ハエトリグモの本領発揮で大きなニクバエの
  仲間を捕らえました。本当は"生きる"用の写真
  ですが、他になくて…。
 
ニクバエを捕らえたシラヒゲハエトリの写真
p1-5(photo.2008.7or8.xx)


 ↓20E アオオビハエトリ(1)
  
角の様に見えるのは一番前の足です。
  万歳の姿勢でプランターの縁を走りまわってい
  ます。

         
 ↓20Ea 同 (2)
  
アオオビとは頭部の下部に白っぽい線が見え
  ますが、この線が青みがかっている事による
  命名でしょう。
アオオビハエトリのアップ写真へリンク
アオオビハエトリの写真
g4(photo.2011.6.8)
アオオビハエトリの写真
g4(photo.2011.6.8)

 ↓20H アンダソンハエトリ
  20Cのマミジロハエトリと印象が似ていますが、
  まゆに当たる部分は白くありません。
  網戸を歩きまわっていますが、家の中にも侵入
  します。
網戸にいるアンダソンハエトリの写真
g10(photo.2011.8.9)

 ↓20F アリグモ(1)♀
  見慣れない蟻だと思って写真を撮りましたが、
  良く見ると足が8本あって、蟻ではなく、クモで
  ある事が分かりました。口の辺りが大きく見え
  ますが何かをくわえています。エンビの波板の
  上で網目模様の一辺は約4mmです。
 ↓20Fa 同 (2)♂ 
  
この艶の無さはきっとアリグモでしょう。長い
  顎をもてあまして、真夏の芝の中を上がったり
  下がったり大汗かいて移動しています。
アリグモの写真
p1-5(photo.2008.6.14)
アリグモオスの写真
g10(photo.2011.8.13)

 ↓20G ?やがたありぐも(1)♂
  
小屋の屋根材の下を歩いています。上下逆にし
  ました。上のアリグモのメスの写真も小屋の前で
  撮ったし、そのまま隣へ収めてアリグモの若い
  オスとしたいのですが、この色艶、形はヤガタ
  アリグモの方が良さそうです。ヤサアリグモと
  しては上顎の長さの比率が少ないし…。
 ↓20G 同 (2)♀
  この波板がいろいろな虫の舞台となりますが、
  何故か集まってくるのです。
  ピンボケですが、このメスのスタイルが、若さ
  だけの違いとは思えなかったのが、ヤガタに
  した理由の一つです。
ヤガタアリグモらしいオスグモの写真
g9(photo.2011.8.5)
ヤガタアリグモらしいメスグモの写真
g6(photo.2011.7.14)

 ↓20I アシダカグモ(1)
  このクモは室内で多く見かけます。成虫なら
  この辺りのクモでは最大級で、足を含めると
  10cm以上になります。(写真のものは5cm程)
  足も早いのですが、短距離選手で4〜5m追い
  回すと動けなくなります。ゴキブリが好物とか…。
 ↓20Ia 同 (2)
  クモは何回も脱皮して成虫になります。成長の
  途中では体の色や模様が違います。ブロックの
  目地の幅が約10mmです。
◎拡大
アシダカグモの写真
p1-7(photo.2009.6.15)
外のブロックにいる大きなアシダカグモの写真
g3(photo.2010.6.4)

 ↓20J ササグモ (1)♀
  下を向いたダリアの花に乗っていますが、花の
  下側にももう一匹います。多分上がメスで下が
  オスだと思います。
◎拡大 Uアップ(別シーン)
 ↓20Ja 同 (2)♂
  顔の前にボクシングのグローブの様な物(蝕肢)
  を付けた個体がいるのですが、こちらが♂です。
  グローブが黒っぽくなく、体色と同じ個体もいま
  す。若さによる違い?。
ダリアの花の上のササグモの写真
g5(photo.2009.6.23)
ササグモおすの写真
g6(photo.2011.7.19)

 ↓20T アズ(ヅ)チグモ (2) ♂(or幼体)
  オオモンツチバチおすの写真を撮っていたら
  花びらの中に潜んでいました。小さいから目に
  付きにくいクモです。
  さすがにハチには飛びかかりませんでした。
 ↓20Ta 同 (2)♂
  大きく伸ばすと幻想的な絵になります。
  メスは一段と大きく、白っぽくて目立ちそう
  ですが、その割には遭遇しません。
  メスはこちらで食事中です。
◎拡張
オオモンツチバチおすとアヅチグモおすの写真
g6(photo.2011.7.19)
アヅチグモの写真
g6(photo.2011.7.19)

 ↓20M ワカバグモ
  花に潜んで、獲物をがやって来るのを待ちます。
  見た限りでは前種がチョウばかりで、こちらは
  アブ、ハエばかりを捕らえていました。偶然な
  のか、棲み分けているのか分かりません。
 ↓20Ma 同 (2)
  チョウを捕らえないのは理由があるのでしょう。
  想像ですが…。
  後日拡張ページで紹介します。
  お食事中はこちらから。
◎拡張
花で獲物を待つワカバグモの写真g11(photo.2011.9.28) 菊の葉上のワカバグモの写真
g22(photo.2012.10.20)

 ↓200a くもの子供(1)
  危険を感ずるとすーっと集まって団子になる。
  上の木の葉は椿です。
 ↓200b 同 (2)
   くもの子を散らすとこんな感じ。
クモの仲間の子供の集団
p1-2(Photo.2005.5.25)
クモの仲間の子供の集団
p1-2(Photo.2005.5.25)
前のページへ