庭の小さな生き物たち
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動物たち その他の虫類
      カタツムリと言う漢字もあるのに、標準和名ではマイマイという呼び方をされています。
      コウガイビルは動物の体液などを吸うヒルとは別物で、ミミズなどの小動物を食べるらしい。
      分類学的には水生動物のプラナリアに近く、特徴的な事は、体をいくつかに分断しても、
      それぞれを別々の個体として再生させる特技をもっているそうです。
      コウガイ(笄)とは昔(?)の女性の髪結いの道具又は髪飾りの一種で、イチョウの葉の形を
      したものが多かったらしく、この虫の頭部の形が、それに似ているから命名したらしい。
      そんなきれいな物と一緒にする事はないのにと思うのですが…。
 ↓35A ミスジマイマイ(1)
  本来は殻に三本の線が渦を巻いているのです
  が、この庭のものは太い線が一本入っている
  だけです。写真は未だ、成長途上のものです。
 ↓35Aa 同 (2)
  こちらは乾燥続きで休眠中です。ほぼ育ちきった
  成虫です。
ミスジマイマイの写真1
g2(photo.2010.6.19)
ミスジマイマイの写真
p1-7(photo.2009.6.19)
 ↓35Ab ミスジマイマイ(3)
  この個体はスジがほとんど消えてしまいました。
  これではムスジマイマイです。専門的には線の
  数を数字で表すようですが、この様に少しだけの
  場合はどう表現するのでしょうか。
 ↓35Ac ミスジマイマイ(4)
  やっと現れました。三本のスジが入った、ミスジ
  マイマイです。マキの幹を這い上がっています。
  でも、これが見えなくなって、以降は相変わらず
  一スジが主流です。
ミスジマイマイの写真3
g15(photo.2012.4.13)
ミスジマイマイの写真4
g31(photo.2013.7.5)

 ↓37A クロコウガイビル(1)
  11月、芝生に置いたプランターの下に潜んでい
  ました。左下が頭部でこちらへ動いています。
  通常、こういう長い生きものは先端近くに口が
  ありますが、これの口は体の中央部にあるそう
  です。未だ口を見たことはありません。ミミズなど
  の小動物を食べるらしい。
 ↓37Aa 同 (2)
 
 こちらは4月とは言え炎天下で干からびそう
  未成虫なのか、乾燥のためか全く分かりません
  が、あまり伸びませんでした。
 
クロコウガイビルの写真
p1-7(photo.2009.11.5)
クロコウガイビルの写真
g2(photo.2010.4.29)

 ↓37B オオミスジコウガイビル(1)
  こちらは木の下の植木鉢の下にいました。明るい
  黄色に近い茶色で、かなり目立ちます。外来種で
  現在では東京、神奈川辺りで見られる様です。
  写真上部が頭です。
 ↓37Ba 同 (2)
  体色より濃い茶色の三本の細い線が、全体に
  長手方向に見られます。動き出すとびっくりする
  ほど体が伸びます。頭の方がこんなに伸びても
  折りたたんだ元の形はあまり変わりません。
植木鉢の下にいたオオミスジコウガイビルの写真
g3(photo.2010.7.7)
動き始めたオオミスジコウガイビルの写真
g3(photo.2010.7.7)
 ↓37Bb オオミスジコウガイビル(3)
  この写真のスケールでは50cmほどに伸びました
  が最大では最70cmを超えました。
 ↓37Bc 同 (4)
  頭部と三本のスジ。
長く伸びたオオミスジコウガイビルの写真
g3(photo.2010.7.7)
オオミスジコウガイビル頭部の写真
g3(photo.2010.7.7)
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