庭の小さな生き物たち
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動物たち ハチの仲間(3)
(ハチ目)
     ハナバチは花粉や蜜を集める蜂のことです。花に似合う様におとなしい性質の
     蜂の仲間です。
     代表各はミツバチですが、ここへも来ているとは思いますが、確認はしていません。
     (2011.10記)今年の春にセイヨウミツバチが確認できました。そして夏には、どちら
     とも言えないミツバチがやってきました。さらに秋にはニホンミツバチもやって来ま
     した。(11月追記)
 ↓07J クマバチ
  
名前のとおり大きくて、一見恐そうですが、
  性質のおとなしいハチです。でも毒針は
  持っていますが、もっぱら護身用です。
  枯れ木に深い穴を掘って卵を産み付けます。
 ↓07Ja クマバチの巣穴 
  枯れ木に穴を開けて中に産卵し、幼虫の餌と
  なる花粉が詰め込まれています。穴は垂直に
  立ち上がって全長10cmほどあったと記憶しま
  す。木は枯れたビワの木です。
ダリアの花で花粉を集めるクマバチの写真
p1-5(photo.2008.9.25)
クマバチの巣穴の写真
p1-4(photo.2007.5.4)

 ↓08A ダイミョウキマダラハナバチ(1)
  ハナバチと言われなければ、アシナガの仲間と
  思われても仕方ありません。
  どこへ入れるか検討中で、前ページと重複中。
 ↓08a 同 (2)
 
 この2枚の写真を残して、飛び去りその後
  出会っていません。
ダイミョウキマダラハナバチの写真
g16(photo.2012.4.28)
ダイミョウキマダラハナバチの写真2
g16(photo.2012.4.28)

 ↓07K オオハキリバチ(1)
  触覚が長かったら蜂と決め付けていますが、
  なれないと分かりにくいでしょう。

  正確にはハチは羽が4枚、アブは2枚。複眼の
  形も違いますが、野外で動き回る場合はなか
  なか見極められません。 
 ↓07Ka 同 (2) (1とは別個体)
  クマバチより大きく写っていますが、クマバチ
  よりはスリムです。

     
濃いピンクのダリアの花のオオハキリバチの写真
p1-3(photo.2006.:9.25
オオハキリバチの二枚目の写真
p1-3(photo.2006.9.25)

 ↓08N スミゾメハキリバチ(1)(ムナカタハキリバチ♀)
  名前が分かってみれば、神様の様な名前のハチ
  でした。以前の名前が素晴らしいので昔の名前
  で出しました。
  上から見ると真っ黒、胸部の周りにはかなり毛が
  生えていますが、毛もこげ茶色でとにかく黒い。
 ↓08Na 同 (2)(ムナカタハキりバチ♀)
 
 頭部も顔も真っ黒、わずかに白っぽく見える
  顔は花粉で化粧をしている様です。本当に黒く
  せわしく動きまわっています。
  花の径が4〜5mmですから、15mm以上はあり
  そうです。
すみぞめはきりばち、本名はムナカタハキリ蜂のメスの写真1
g5(photo.2011.6.23)
すみぞめはきりばち、本名はムナカタハキリ蜂のメスの写真2
g5(photo.2011.6.23)
 ↓08Nb スミゾメハキリバチ(3)(ムナカタハキりバチ♀)
  
でも、メスの腹部下面にオレンジ色の毛があって
  これに花粉を付けて集めます。次の写真は花粉
  をつけて、黄色く見えます。
 ↓08Nc 同 (4)(ムナカタハキりバチ♀)
  再来しても相変わらず、せわしく動き回り、ピント
  が合う時間もありません。
  ピンボケですが、やっぱり真っ黒です。ただ頭部
  と胸部のつなぎ部が白くみえます。腹部下面が
  黄色なのは花粉です。
すみぞめはきりばち、本名はムナカタハキリ蜂のメスの写真3
g5(photo.2011.6.23)
すみぞめはきりばち、本名はムナカタハキリ蜂のメスの写真4
g18(photo.2012.6.1)

 ↓08S セイヨウミツバチ(1)
  ラベンター(の一種)の花に来たセイヨウミツバチ。
  この写真に日本ミツバチとの識別点となる後翅の
  翅脈が写っています。アップにしてニホンと並べ
  てみます。
 ↓08Sa 同 (2)
  腹部の前半分が薄茶色、後ろ半分が黒っぽく
  見えます。
Uアップ
ラベンダーの花のセイヨウミツバチ
g4(photo.2011.5.9)
ラベンダーの花のセイヨウミツバチの二枚目の写真
g4(photo.2011.5.9)

 ↓08T とうようミツバチ(1)
  腹部の模様がセイヨウとはちがいますが、地肌は薄茶色に近く、セイヨウの様に見えます。
  でも、次に掲載のニホンミツバチについて調べていたら、大陸系のトウヨウミツバチが、このハチに
  非常に良く似ている事に気がつきました。前回(Rev.25.'11/10/24)で、"せいようみつばち"として掲載
  しましたが、このサイトは学術的なサイトではありませので、Rev.26で敢えて"とうようミツバチ"と訂正
  して載せました。セイヨウとトウヨウを見分ける、後翅が鮮明には写っていませんが、載せてみました
  (アップ参照)。これを見る限りでは、セイヨウミツバチの可能性はないと思われます。
   花は左がサルスベリで、これ全体が一つの花です。右の花はツルボ。↓08Ta 同 (2) 
Uアップ
サルスベリの花のトウヨウミツバチの写真
g9(photo.2011.8.5)
ツルボの花のとうようミツバチの写真
g11(photo.2011.9.7)
 ↓08Tb ニホンミツバチ(1)(トウヨウミツバチの一亜種)
  この辺りへニホンミツバチが来る事はないだろう
  と思っていたのですが、菊の花の咲く頃ハナアブ
  と一緒にやってきました。  
 ↓08Tc 同 (2)
  ニホンミツバチの特徴は、やはり腹部の黒帯の
  黒さです。上の東南アジアのトウヨウミツバチは
  黒帯ではなく茶帯です。セイヨウミツバチとの
  完全な違いは後翅の翅脈の違いだそうですが
  アップ写真をのせてみました。比較はこちら
Uアップ
ニホンミツバチの写真
g12(photo.2011.11.16)
ニホンミツバチの二枚目の写真
g12(photo.2011.11.16)

 ↓08P チュウレンジバチ(1)
  ハバチの仲間ですが、幼虫が木の葉を食べて
  育つので葉蜂の事でしょう。これの幼虫はバラ
  の葉を食べる事から愛好家からは嫌われ者で
  す。
  写真はバラの若芽に産卵しているところです。 
 ↓08Pa  同 (2)
  ♀なのにお腹がかゆいのか、丸出しで格好悪い
  のですが、
胸部は
真っ黒、腹部はオレンジ色が
  良く分かります。
◎拡張
バラの若芽に産卵するチュウレンジバチの写真
p1-7(photo.2009.5.30)
若葉の上のチュウレンジバチ
g17(photo.2012.5.2

 ↓08R アカスジチュウレンジ(1)
  全くのピンボケで、載せるのも恥ずかしい。
  一応忘備録として…。
  前方上部から見るとこんな配色に見える筈です。
 ↓08Ra 同 (2)
  前種と比べ胸部下面までオレンジ色であることが
  分かります。こちらもバラの新芽に産卵中です。
◎拡大-幼虫も
アカスジチュウレンジのピンボケ写真
g5(photo.2011.7.3)
産卵中のアカスジチュウレンジの写真1
g18(photo.2012.6.17)
 ↓08Rb アカスジチュウレンジ(3)
  上のピンボケ写真も間違えはなかった様です。
  (2)の写真と同じ産卵中の個体です。
 ↓08Rc 同 (4)
  
産卵中のアカスジチュウレンジの写真2
g18(photo.2012.6.17)
アカスジチュウレンジの写真
g19(photo.2012.7.18)


 ↓08Q 
ルリチュウレンジ(1)
  一見小さなミズアブかと思いますが、がっちり
  したボディと足を含め全身黒光りするルリ色
  なので、直ぐに分かります。この木はボケです。
 ↓08Qa ルリチュウレンジの交尾
  舞い降りたら、そこにメスがいて直ぐに交尾で
  す。すごい早業。右のツヤが無くて、貧相な方が
  オスです。葉はムクゲ。 
◎拡張
蜂の仲間のルリチュウレンジの写真
g4(photo.2011.6.9)
交尾するルリチュウレンジの写真
g8(photo.2011.7.23)
 ↓08b ルリチュウレンジの産卵
  このハチ、ボケやムクゲは生活の場で、本命は
  ツツジ・サツキ類です。今サツキに産卵中です。
  幼虫はこれの葉を食べて育ちます。
  葉の下部のふくらみは、別の虫が中で育って
  いるのでしょう。
 ↓08Qc ルリチュウレンジの幼虫(1)
  出てきて間もない幼虫。左の写真で産卵した枝
  と思ったのですが、この時の卵にしては少し早す
  ぎる様ですね。葉のふくらみから出たのでしょう。  
サツキの葉に産卵中のルリチュウシンジの写真
g8(photo.2011.7.27)
ルリチュウレンジの孵化して間もない幼虫の写真
g9(photo.2011.8.2)

 ↓08D かぶらはばち(1)
  
小さなアブラナについている、これ又小さな
  真っ黒いイモムシが、この蜂の幼虫だと知った
  のはそれほど昔ではありません。
  成虫も小さくて、こんな派手な色の割には
  目立ちません。
 ↓08Da 同 (2)
  翅が一部破れていて、花壇の小さな柵から飛び
  立とうとして転げ落ちました。
  柵の頂部の幅が1.3〜1.4cmです。ニホンカブラ
  ハバチとの相違点が確認できません。
カブラバチの写真1
g22(photo.2012.10.11)
カブラバチの写真2
g22(photo.2012.10.11)

 ↓08E せぐろかぶらはばち(1)
  スイセンの葉にとまる小さなハチは、前種と同じと
  思ったのですが、良く見たら胸部背面の表面が
  黒いのです。
 ↓08Ea 同 (2)
  同じシーンですが、一応別写真です。
◎拡張
セグロカブラバチの写真1
g28(photo.2013.5.3)
セグロカブラバチの写真2
g28(photo.2013.5.3)
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