庭の小さな生き物たち
 ここに登場する昆虫は、神奈川県茅ヶ崎市で見られた昆虫です。
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動物たち 甲虫(こうちゅう)の仲間 (2)
(コウチュウ目)
     ここからは、同じ甲虫でもテントウムシ、ハムシなどコガネムシ類と形は似ていますが、小型
     の種類を掲載してみます。小さなものでは2〜3mmで、写真も上手く撮れません。
       
 ↓04M ウリハムシ(1)
  普段は見かけないのに、キュウリが芽を出すと
  直ぐに飛んできます。この葉はアブラムシがつ
  いた菊です。
  葉を食べるからハムシなのにキュウリの葉
  ばかりでなく右の様に、実まで食べます。
 ↓04Ma 同 (2) 
  この写真を見ていると、この虫がなぜこんなに
  目立つ色をしているのか、納得できる様な気も
  します。これは熟れたキュウリです。
Uアップ
ウリハムシの写真
p1-6(photo.2008.10.12)
熟れたキュウリを食うウリハムシの写真
g11(photo.2011.9.2)

 ↓05F クロウリハムシ(1)
  黄色と黒の配色が印象的で一度見ると忘れ
  られない虫です。
 ↓05Fa 同 (2)
  上翅の前よりに何かで押された様な、ハの字型
  の凹みが見られます。
クロウリハムシの写真1
g18(photo.2012.9.17)
クロウリハムシの写真2
g18(photo.2012.9.17)

 ↓04S イチモンジハムシ(1)
  黄色っぽい胸部の上面に黒丸の斑点が四つ、
  並んでいます。これが一直線である事が名前の
  由来でしょう。
 ↓04Sa 同 (2) 
  葉はボケですが、葉裏へ逃げたので、小枝を
  曲げての撮影です。
ボケの葉の裏にいるイチモンジハムシの写真1
g16(photo.2012.4.25)
ボケの葉の裏にいるイチモンジハムシの写真 2
g16(photo.2012.4.25)

 ↓04N ヨモギハムシ
  菊の蕾にとまっていますが、ヨモギも同じキク
  科、葉も似ているし、味も似ているのでしょう。
  模様はありませんが、暗い色ながら個体ごとの
  色違いがあります。
 ↓04Na 同 (2)
  色を単純に名前だけで言うのは難しいのです
  が、黒の様で青光りするもの、赤茶色の光沢
  を持っているもの、茶褐色のもの等、まさに
  色々です。 
◎拡大・Uアップ
ヨモギハムシの写真1
g13(photo.2011.11.17)
ヨモギハムシの写真2
g22(photo.2012.10.30)
 ↓04Nb ヨモギハムシの交尾(1)
  
ハムシだから葉を食べるのだと思いますが、
  食害を感ずるほどの数はいない様です。
 ↓04Nc 同 (2) 
  このオス・メスは色がずいぶん違います。メスは
  茶色っぽく、オスは青みがかった黒です。でも
  これはオス、メスの差ではない様です。
交尾するヨモギハムシの写真1
 g1(photo.2009.10.15)
交尾するヨモギハムシの写真2
g14(photo.2011.12.5)

 ↓04U サンゴジュハムシ(1)
  名前は、主にサンゴジュの葉をよく食べるから
  付けた名前でしょうが、庭にサンゴジュは無く、
  ガマズミの葉を食べていました。
 ↓04Ua サンゴジュハムシ(1)
  細かい毛に覆われている様で、これもピンボケ
  感の写真が多い虫です。
サンゴジュハムシの写真1
g22(photo.2012.10.31)
サンゴジュハムシの写真2
g22(photo.2012.10.31)
 ↓04B ヤナギルリハムシ(1)
  やなぎの仲間の葉を食べています。ルリマル
  ノミハムシは主に花を食べるらしい。
  拡大して見ると、一部だけ見える足が茶色っぽ
  いし触覚もぎざぎざには見えないので、"るりま
  るのみはむし"改め、"?こまるのみはむし"に
  
しましたが、色はルリ色なので納得できません
  でした。
 ↓04Ba 同 (2) 
  2013.6月にやなぎに付くハムシがいる
  との事を知って調べたら、大きさ、触角、足の
  色がこれと合致するので、種名を訂正しました。
  名前が分かったら、何年ぶりかで又現れ
  ました。
◎拡張
ヤナギルリハムシの写真1
p1-1(photo.2002.8.25)
ヤナギルリハムシの写真2
g30(photo.2013.5.29)

 ↓04L ナナホシテントウ(1)
  羽化したばかりのテントウムシは黄色で、徐々
  に右のような色になります。この個体はかすか
  に星が見え始めています。葉の上側のものは
  抜け殻です。
 
 ↓04La 同 (2)
  このテントウは、次のナミテントウと違い、大き
  な個体変異は見られません。いずれもあでやか
  な赤地に、整った七つの黒点が見られます。
  顔つきは、どの個体もこの顔つきです。
  鞘翅(さやばね)の付け根の白は模様です。
羽化したばかりのナナホシテントウの写真
p1-3(photo.2006.10.19)
ナナホシテントウの写真1
g21(photo.2012.9.24)
 ↓04Lb ナナホシテントウ(3)  ↓04Lc ナナホシテントウの蛹
フウセントウワタの葉にいるナナホシテントウの写真
g12(photo.2011.10.11)
ナナホシテントウの蛹の写真
g21(photo.2012.9.24)

 ↓04O ナミテントウ(1)
  ナミテントウは何種類かの模様が出ますが、
  細かく見ると、さらにいろいろある様です。
  この葉はムラサキシキブ。
 ↓04Oa 同 (2) 
  上翅は左と似ていますが、胸部(白い部分)の
  配色が違います。
ナミテントウの写真1
g4(photo.2011.6.8)
ナミテントウの写真2
g5(photo.2011.6.10)   
 ↓04Ob ナミテントウ(3)
  色が逆転で全く別種の様ですが、これも同種
  です。    
 ↓04Oc 同 (4)
  同じ星二つですが、こちらは星が大形です。
  葉は蔦の仲間。
ナミテントウの写真3
g4(photo.2011.6.8)
ナミテントウの写真
g5(photo.2011.6.14) 
 ↓04Od ナミテントウの交尾 
  模様が違っても同種である証拠です。
  葉はアケビ。
ナミテントウの交尾の写真
p1-4(photo.2007.4.21)

  

 ↓04P ダンダラテントウ(1)
  調べたら、どうやらこれらしい。
  5mmほどで非常に小さく、ハムシかと思った
  のですが、胸部から前がテントウ面なので、
  一応"なみてんとう"として掲載しましたがRev.
  24で訂正しました。葉はガマズミの新葉。 
 ↓04Pa 同 (2)
  上翅の模様は違いますが、サイズも同じで、
  (1)と同様、顔面(一番前の小さな出っ張り)が
  ナナホシテントウに似ているのです。赤い模様
  は四つあります。葉はコナラ。
◎拡張
新緑のガマズミのの葉にとまる、ダンダラテントウの写真
g4(photo.2011.6.8)
コナラの葉にとまるダンダラテントウの写真
g9(photo.2011.8.1)
 ↓04Pb ダンダラテントウ(3)
  綺麗な顔を載せたいのですが、ちいさいから、
  なかなかピントが合いません。  
 ↓04Pc 同 (2)
  大きさがまちまちですが、実物はほぼ似たサイ
  ズです。菊にもアブラムシがつくので、集まり
  ます。
ダンダラテントウ顔の写真
g12(photo.2011.10.13)
菊の花にいるダンダラテントウの写真
g13(photo.2011.11.22)


 04R ニジュウヤホシテントウ(1)
  この庭ではたまに見られる程度ですが、畑では
  大量に発生してナスやジャガイモの葉を食べま
  す。俗名"てんとうむしだまし"。
 05G オオニジュウヤホシテントウ (1)
  全種より斑点が大きく、茶色の地肌が暗い感じ
  です。特に胸部の斑点は相対的に大きく、
  胸部が黒っぽく見えます。
ニジュウヤホシテントウの写真
g7(photo.2011.7.22)
オオニジュウヤホシテントウの写真1
g5(photo.2011.6.28)

 05Ga オオニジュウヤホシテントウ(2)
  前種も同じですが、全身に白っぽい短毛がある
  ので、いつもピンボケ感の写真ばかりです
  かなりピントも合っているのに胸部、頭部が良く
  見えません。
 ↓05Gb 同 (3)
  草はムラサキケマンですが、刈り取ったものを
  土中へ差し込んだものです。
  
オオニジュウヤホシテントウの写真2
g15(photo.2012.4.24)
オオニジュウヤホシテントウの写真3
g15(photo.2012.4.24)

 ↓04Q シロホシテントウ
   3mmほどの小さなテントウムシです。やはりハ
  ムシかと思ったのですが、顔がテントウ面なの
  で、調べたら別種のてんとう虫でした。カメラを
  向けたら葉裏へ逃げました。片手で裏返しての
  写真です。                     
 ↓04Qa 同 (2)
  この様に小さくて、あまり多くない虫は探しても
  見付からず、偶然遭遇する場合が多い。この
  写真も、ハナアブを撮っていたら、目の前にい
  たものです。
3mmほどの小さなシロホシテントウの写真1
g6(photo.2011.7.8)
シロホシテントウの写真2
g2x(photo.2012.11..7)

 04T ヒメアカホ(ボ)シテントウ(1)
  極、小さなテントウで、ダンダラテントウの小さな
  個体と思い見逃しそうです。この個体もコナラの
  葉にいたので気がつきました。
  ほぼ円形で、この個体は約3.5mmほど。
 ↓04Ta 同 (2)
  赤い二つの星は、体の中央にあって、胸部・
  頭部は真っ黒で、動かないと、どちらが前か
  分かりません。二枚の写真は、同じ場所で
  「回れ右」をしたもので向き合っています。
ヒメアカホシテントウの写真1
g20(photo.2012.9.4)
ヒメアカホシテントウの写真2
g20(photo.2012.9.4)

 05I キイロテントウ(1)
  曇天の夕方、ホタルの様に黄色い線を引いて
  飛んでいました。行き着いた菊の葉先を見ると
  小さな黄色いテントウムシでした。
  この葉はフウセントウワタです。
 ↓05Ia 同 (2)
  黄色と黒は自然界でも危険信号らしいが、ハチ
  模様ならともかく、こんな可愛らしいデザインは、
  何を意味しているのでしょうか。
  フウセントウワタの頂上に潜んでいます。
◎拡大
キイロテントウの写真1
g21(photo.2012.9.19)
キイロテントウの写真2
g21(photo.2012.9.19)

 05J ヒメカノコテントウ
  やはり小粒のテントウムシです。キクの花の
  ハナアブを撮っていたら目につきました。
 ↓05Ja 同 (2)
  個体変異があり、これは標準的な配色かと思い
  ますが、カノコ模様がない個体もいる様です。
  花はキクです。
◎拡大
ヒメカノコテントウの写真1
g24(photo.2012.11.15)
ヒメカノコテントウの写真2
g24(photo.2012.11.15)

 04J ヒメマルカツオブシムシ
  
幼虫が衣類を食って、穴をあける害虫として
  有名です。
  庭ではノースポールの花以外に関心を示さず、
  他の花では一度も見かけませんでした。  
 ↓04Ja ヒメマルカツオブシムシの交尾?
  交尾もノースポールの花の上で。でもおかし
  いな?。成虫になって直ぐに、その場所で交尾、
  産卵は 終わっているはずなのに…。やはり
  この形は交尾ではないでしょう。
◎拡大
ヒメマルカツオブシムシの写真
g16(photo.2012.4.29)
ヒメマルカツオブシムシの交尾中 ?の写真
g17(photo.2012.5.27)
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