庭の小さな生き物たち
庭の小さな生き物たちトップページへ動物たちの目次へ
動物たち カマキリの仲間
(カマキリ目)
    この辺りの平地で見られる、 かまきりはここに掲載した4種類でしょう。チョウセンカマキリの
    事を単にカマキリと呼ぶこともある様で、ここでは一般的に呼ぶ時は"ひらがな"表記にしま
    した。動きまわっている状態で、オオカマキリとチョウセンを識別する事はかなり難しいと
    思い、なかなかカタカナ表記になりません。
  カマキリの減少。2011年に、この庭で成虫になったカマキリに遭遇できたのはハラビロカマキリ
  1匹だけでした。幼虫は相当数が見られたのですが、成虫まで育たなかったのでしょう。餌に
  なる虫の減少が顕著で、大型のクモも数が少なく、成長も遅く、以前ほど大きくなりません。
 15B オオカマキリ
  いつもは緑の葉の上で目立たないのに、今日は
  給餌台へ登ってしまいました。
    
 ↓15Ba ? おおかまきり(褐色型)
  このかまきりは? を付けましたが、かまきり♂♀
  の中で食べられた♂かまきりと同型で、オオカマ
  キリと思われますが、翅が長く見えるのでチョウ
  センかも知れません。。
オオカマキリの写真
p1-8(photo.2008.10.7)
オオカマキリの写真
p1-8(photo.2008.10.16)

 ↓15C ? ちょうせんかまきり(写真は同一個体)
  一見したところ前種と同じ様です。良く見ると
  体がスリムで、良く飛びました。腹部がかなり
  長く見えますが、これは羽が長いものと思い
  ます。又、触覚も前種よりずっと長く見えました。   
 ↓15Ca ? ちょうせんかまきりの紋章  
   ? を付けていますが疑問点もあります。チョウ
  センカマキリの特徴として、前足の付け根の胴体
  部分がオレンジ色とか山吹色と言われますが、
  この程度の個体もいるのでしょうか。   
チョウセンカマキリの写真
p1-8(photo.2008.10.20.11:01)
チョウセンカマキリの写真
p1-8(photo.2008.10.20.11:05)
ちょうせんかまきりの下翅の写真 ←
後翅は基部側に
黒点が散在する
が、透明感が強い。






p1-8(photo.2008.10.20.10:54) 

 ↓15A ハラビロカマキリ(1)
  体が太い割りにずんぐりした、このカマキリは
  待ち伏せが得意のようです。
  ダリアの花で獲物を待ち伏せしています。
  別の個体では、1本のフウセントウワタの
  花で3日間も待ち伏せしたのを見ました。 
  ↓15Ab 同 (2)(褐色型)
  このカマキリの褐色型は、紫褐色に黄色の
  細かな紋様をちりばめたモダーンな装いです。
  背中(前羽中央部 ?)の小さな白い斑紋は、ハラ
  ビロカマキリの特徴で、まさに紋章です。
ハラビロカマキリの写真
p1-8(photo.2008.10.11)
褐色型ハラビロカマキリの写真
p1-8(photo.2008.9.8)
 ↓15Ab ハラビロカマキの産卵(1)
  下枝の葉が枯れてしまったゴールドクレストの
  幹に産卵していました。細い木の枝や草などに
  産卵しても、他のかまきりの卵塊とは形が違い
  ます。
 ↓15Ac 同 (2)
  鉢植えのボケへ産卵しています。夜の感じですが
  11月の夕方4時半ごろの産卵です。、
産卵するハラビロカマキリの写真
p1-5(photo.2005.10.15)
ハラビロカマキリの産卵中の写真
g3(photo.2010.11.8)

 ↓15D コカマキリ
  小形のこのカマキリは大部分が褐色型(緑もたま
  にはいるらしい)であまり目立ちません。
      ↓15Da コカマキリの紋章
    
コカマキリの写真
p1-8(photo.2008.10.23)
コカマキリの目印の写真
p1-8(photo.2008.10.23) 
前足の(鎌足)の内側に黒白の帯があります。
こんなはっきりした紋章は同定が簡単で嬉しいですね。
でも、褐色で体が小さいから、ここを見なくても直ぐに
分かります。

 ↓150a かまきりの子供(1)(幼生)
  ダリアの花びらに乗るかまきりの子供。小さくても
  前足は折り曲げて、いつでも獲物に飛びかかれ
  ます。腹部を跳ね上げているのはハラビロだと
  思います。
 ↓150b  同 (2)(幼生)
  つつじの葉に止まるかまきりの子供。この頃の
  かまきりは逃げ足が速い。それが生き残る秘訣
  なのでしよう。
カマキリの仲間の小さな幼虫
p1-6(Photo.2005.6.18)
カマキリの仲間の小さな幼虫
p1-6(Photo.2005.6.12)


 ↓15Bb オオカマキリ♂♀
  かまきりのメスがオスを食べるのは、食物と
  してだけではなく、生殖行動の一環としての
  行為であるとも言われますが、如何なので
  しょう。  
 
  これから食べ始めます。ご覧になる勇気の
  ある方はこちららどうぞ。     
          「かまきり♂・♀」
めすカマキリがおすカマキリを食べる前の写真
p1-4(Photo.2004.12.5)
左オス、右メス

カット
カット写真の紫花のクロッカス
g(photo.2010.2.24)
↑ CT12 クロッカス(紫花)
    すでに絶えたと思っていた、紫花が突然咲きました。(2010年)
    昨年プランターでも。(2009年)
前のページへ 次のページへ