庭の小さな生き物たち
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動物たち ちょうの仲間 4 シジミチョウ科(1)
(チョウ目)
    シジミチョウは一番小形のチョウの仲間です。○○シジミとか××ツバメ等、知らない
    と貝や鳥の名前かと思うものがあります。でも美しい色合いを持つ種類が多く、チョウ    
    好きな人を魅了している事でしょう。庭へも緑色のシジミチョウを招待したいところです。    
 ↓01I ヤマトシジミ(1) 
  シジミチョウではごく普通に見られる種類でしょう。
 ↓01Ia 同 (2)表面
  シジミチョウは活動している時、通常は表面を
  見せません。
ヤマトシジミの写真
P1-3(photo.2003.8.13)
ヤマトシジミの表面の写真
g9(photo.2011.8.4)
 ↓01Ib 同 (2) 
  
メスは上面が黒っぽく見えると言いますが、現実
  には微妙でかなりむずかしい。
 ↓01Ic ヤマトシジミの交尾

ヤマトシジミおすの写真
p1-4(Photo.2004.6.10)
交尾するヤマトシジミの写真
p1-7(photo.2007.10.11)

     ウラナミシジミは放浪癖が強く、庭へ来ても直ぐに飛び去って行きます。似た様な色の
     ヤマトシジミが狭い庭を、うろうろしているのとは対照的です。
 ↓01K ウラナミシジミ(1)
  見にくいのですが細い尾を持っています。
  シジミチョウは、いつも見せている裏面を見たい
  ですね。
 ↓01Ka 同 (2) 裏面(別個体)
  ピントが甘いのですが裏面の写真が撮れま
  した。花はヤナギハナガサで、いろいろな虫が
  集まります。
◎拡大
ウラナミシジミの写真
p1-5(photo.2005.11.3
ウラナミシジミ裏面の写真
p1-8(photo.2008.10.7)

 ↓01J ウラギンシジミ(1) 
  チョウも赤系統のカラーが入るとページが華やか
  になります。でも秋のチョウは生活の苦労が
  にじんでいます。

 ↓01Ja 同 (2)裏面

  名前のとおり裏はほとんど銀白色です。細かい
  黒点が散在します。
◎拡張
ウラギンシジミおすの写真
p1-6(photo.2006.9.25)
ウラギンシジミおすの裏面の写真
p1-6(photo.2006.9.25)
 ↓01Jb ウラギンシジミ(3) ♀
  メスはずっと地味な色合いですが、模様はオスと
  似ています。
  このチョウは3月下旬の写真ですから、成虫で
  越冬したものかも知れません。 
 ↓01Jc 同 (4) ♀
  左の個体の裏面はですが、♂と同じで銀白色に
  細かい黒点があります。裏面だけでは雌雄の
  区別ができません  
ウラギンシジミめすの写真
p1-8(photo.2008.3.21)

p1-8(photo.2008.3.21)

     ベニシジミもそんなに多くは庭へやって来ません。最近で記憶があるのは写真の二回
     だけです。最近では年に1度見られるか、どうか。
 ↓01L ベニシジミ(1)
  野外では時々見かけますが、これが庭での
  初めての出会いでした。葉はスイカです。
   
 ↓01La 同 (2)(別個体)
  これは夏の日の夕方です。"夏は黒っぽくな
  る"と書かれていますが、かなり模様が違い
  ます。
スイカの葉にとまるベニシジミの写真
p1-4(Photo.2004.6.19)
ベニシジミの表面の写真
p1-8(photo.2008.7.14〜20)
 ↓01Lb 同上(3) (裏面)
ベニシジミ裏面の写真
p1-8(photo.2008.7.14〜20)

     青色系統のシジミチョウはたくさんいますが、この青紫色に輝く斑紋を持ったチョウも
     何種類かいます。でもこんな綺麗なチョウが、庭へ二種類も来てくれるのは嬉しい    
     ですね。
 ↓01M ムラサキツバメ(1)♂
  西方系のチョウで、最近関東でも増えていると
  言いますが、未だあまり目にしません。
  オス、メス共に尾を持っています。このオスで
  は尾の先端が白いのが分かります。写真は
  秋で、木は紅葉が始まったコナラです      
 ↓01Ma 同 (2)♂裏面(別個体)
  尾(尾状突起)は、欠損することも多く、このオス
  も右側がない。後翅の下辺に黒色の着色が
  見られるが本種の識別点でもある様です。
◎拡大・別写真も
ムラサキツバメおすの写真 菊の花で蜜を吸うムラサキツバメオスの写真
p1-2(photo.2002.11.9)  g3(photo.2010.11.10)
 ↓01Mb ムラサキツバメ(3)♀
  メスは青紫色の前翅が美しい。後羽にも現れる
  がほんの少しらしい。
  あの大形のどんぐりの実につけるマテバシイを
  食樹とします。これも秋の写真で、木は小さな
  クスノキです。
 ↓01Mc 同 (4)♀裏面(別個体)
  裏面は地味ですが、シジミチョウは通常裏面
  しか見せません。羽を広げているのは、いず
  れも日向ぼっこをしているところです。
小さなクスノキの葉で休むムラサキツバメめすの写真 ムラサキツバメめすの裏面の写真
p1-5(photo.2005.11.28)  p1-8(photo.2008.10.21)

 ↓01N ムラサキシジミ(1)
  大きさも、色合いも前種とそっくりですが、尾が
  無くオス、メス共に前羽、後羽共に明確な青紫
  色の斑をもっています。
  これはオスだと思われます。
 ↓01Na 同 (2)裏面
  裏面の黒っぽい斑紋は明確さを欠き、特に
  オスでは薄い様です。前翅の先端部分が
  少し突出しているのも、前種との識別点に
  なる様です。(通常は翅を開きません)
ツバキの葉で休むムラサキシジミの写真 ムラサキシジミ裏面の写真
p1-8(photo.2008.11.5)  p1-8(photo.2008.11.5)

カット写真のシュンラン
p1(photo.2008.3.27)
↑CT03 シュンラン (庭の植栽)
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