庭の小さな生き物たち付録 | 石碑めぐり |
S5 馬入の渡し跡(ばにゅうの渡し跡…神奈川県平塚市) |
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↓ 渡しの説明板 |
画の説明は「渡船場眺望図」(新編相模国風土記稿) |
抜粋(概要) 江戸時代、幕府は大きな河川に橋をかける ことを禁止しました。(相模川、多摩川、酒匂 川など) 相模川には六十以上の渡し場がありました。 大動脈である東海道は「馬入の渡し」と呼ば れ、幕府が管理し、周辺村々の負担によって 成り立っていました。 当初船は須賀村(現平塚市)だけで用意して いた様ですが、元禄五年(一六九二年)に 対岸の柳島村(現茅ケ崎市)が加わりました。 中略 船には「小船」と「馬船」があり、小船は人を 乗せる船で定員二十人ほど、馬船は大型で 馬が荷物を積んだまま横向きに乗ることがで きました。他に将軍や大名用の「御召船」な どが用意されていました。又将軍の上洛など 特別の大通行があった場合、幕府は「船橋」 をかけさせました。 |