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ミミズク(18Fex)
(カメムシ目 - セミ 科)
   こんな虫が、こんな庭で繁殖している等とは最初から考えず、かなり遠方から迷い込んで
   来たものと思っていました。ところが成虫が出現してから、4年後(2013年)の春、未だ飛べ
   ない幼虫が出現しました。幼虫はこの庭生まれだと思われます。違うとしてもそれほど
   遠くではないでしょう。
 ↓18Fl p1-9(Photo.2009.7.11)
ミミズクの拡大写真
18Fbl g28(photo.2013.5.3)
   これがその幼虫です。最初は何者なのか全く見当が付きませんでした。ダンゴムシの様な
   地上性の虫かと思いました。
ミミズクの幼虫の拡大写真1
18Fcl g28(photo.2013.5.3)
   良く見ると背中にバッタの幼虫のような、小さな翅状の突起があるのに気が付き、これは   
   不完全変態をする昆虫の幼虫だと分かりました。頭部先端の丸みを見れば、すぐに
   ミミズクの幼虫だと気が付きます。翅はごく小さく、胸部の突起も大きくはないので
   未だ若い幼虫でしょう。
ミミズクの幼虫の拡大写真2
18Fdl g28(photo.2013.5.3)
   この虫、バッタほどではないが、かなり飛び跳ねます。これは着地失敗で、裏返しになって
   もがいているところで、下側がが頭部です。
   後肢にヘラ状の組織があったり、頭部が空っぽに見えたり、かなり特異な感じです。
ミミズクの幼虫裏面の拡大写真
18Fg p1-9(Photo.2009.7.11) 18Fh g28(photo.2013.5.3)
   数字がガ見えませんが、一メモリ1mmです。 横を向いて欲しいのですが、ここがお気に入り。
ミミズク成虫のスケール写真 ミミズク幼虫のスケール写真