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? うめすかしくろば(13Vex)
(チョウ目 -マダラガ 科)
   幼虫は棘の短い毛虫で、ネットに掲載される写真ではイラガに近い様に見える。
   近縁種にリンゴハマキクロバと言うのがいて、翅の透明度、大きさ、翅脈の形等で
   識別するのだが、いずれも微妙な差で難しそうだ。ウメにした理由は末尾前の
   写真説明に記載しました。
   この虫、未だ5月だと言うのに、かなり老けた感じがして、触角が妙に曲がって
   いたり、翅など生気が無く、翅脈もはっきりしません。  
   いずれもバラ科の木(の葉)を食樹としている。
↓13Val g30(photo.2013.5.30)
芝の上を歩きにくそうにバタバタ移動していました。
ウメスカシクロバの拡大写真1
↓13Vbl g30(photo.2013.5.30)
芝の先端へ登って飛び立つ積もりの様ですが…。
ウメスカシクロバの拡大写真2
↓13Vcl g30(photo.2013.5.30)
どうも上手くいきません。
ウメスカシクロバの拡大写真3
↓13Vu g30(photo.2013.5.30)
翅脈の形状
  白線で囲んだ2本の翅脈がほぼ平行であればリンゴ。上部より翅端(写真の
  下方)の方が狭かったらウメになるそうです。これを見ると(写真で)約1.5mm
  翅端の方が狭い。それとかなり高い透明感で、微妙ですがウメスカシの方に
  しています。後翅の翅脈と重なって見えるから少し注意が必要です。 
ウメスカシクロバの翅のアップ写真
↓13Vdl g30(photo.2013.5.30)
スケール写真
ウメスカシクロバのスケール写真