庭の小さな生き物たち
付録
旧跡探訪
(神奈川県茅ヶ崎市編)
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)
道祖神
(一)
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神奈川県茅ヶ崎市茅ヶ崎
道祖神は子供の頃から道の神様として親しんで来ました。
それは
石に
大きな文字で「道祖神」と書いてあり、子
供にも読めたからです。
でも道祖神には、男女二人の
神様が並んでいるものもある事
知った
をのは、それほど
前の事ではない様に記憶しています。
この二人は、男性
が猿田彦大神(この像では左)、
女性が天宇受売命
(あめの
うずねのみこと)です。二人は夫婦であったとも言われ
ますが、
定かではありません。何せ神代の昔の事ですから…。
蛇足ですが、あの天の岩戸の前で踊ったのはこの女性でした。
一般に道祖神も野仏と呼ばれますが、細かく言えば道祖神の二人は、記紀に出てくる
神道系の神様です。天孫降臨の際に途中まで迎え出て、道案内をしたのが猿田彦で、
宇受売命は一行に随伴していました。この時が二人の最初の出会いだったとされてい
ます。
この像は、小さな神社の境内に立てられていますが、前の道路も古くからあるものと
思われますので、最初から付近の道端に立てられていたのでしょう。
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神道祖