庭の小さな生き物たち付録 旧跡探訪 (神奈川県茅ヶ崎市編)
ページ順index 道祖神 庚申塔 二十三夜塔 馬頭観音 菩薩 神社 遺構
(旧三) 道祖神 (一)
茅ヶ崎市内道祖神、整理番号1の写真
上半身部分をクリックすると文字の拡大写真が出ます
神奈川県茅ヶ崎市茅ヶ崎
製作年号拡大写真へ 庚申塔全1全体写真
   道祖神は子供の頃から道の神様として親しんで来ました。それは石に
   大きな文字で「道祖神」と書いてあり、子供にも読めたからです。
   でも道祖神には、男女二人の神様が並んでいるものもある事知った
   をのは、それほど前の事ではない様に記憶しています。
   この二人は、男性が猿田彦大神(この像では左)、女性が天宇受売命
   (あめのうずねのみこと)です。二人は夫婦であったとも言われますが、
   定かではありません。何せ神代の昔の事ですから…。
    蛇足ですが、あの天の岩戸の前で踊ったのはこの女性でした。
  一般に道祖神も野仏と呼ばれますが、細かく言えば道祖神の二人は、記紀に出てくる
  神道系の神様です。天孫降臨の際に途中まで迎え出て、道案内をしたのが猿田彦で、
  宇受売命は一行に随伴していました。この時が二人の最初の出会いだったとされてい
  ます。
  この像は、小さな神社の境内に立てられていますが、前の道路も古くからあるものと
  思われますので、最初から付近の道端に立てられていたのでしょう。
年代部分の拡大写真
神道祖
道祖神次へ
前のページへ旧跡トップページへ次のページへ