庭の小さな生き物たち
付録
旧跡探訪
(神奈川県茅ヶ崎市編)
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)
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(ニ)
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神奈川県茅ヶ崎市芹沢
二十三夜塔と呼んでいるものには、実際には二十三夜供養と
彫られたものが多く見られます。二十三夜の月の出を待ちながら、
持ち寄った料理で、お酒を酌み交わし、語らい合った、楽しい
講だったに違いありません。そんな中で先祖を供養し家族の幸せ
を願って立てたものが二十三夜塔だったのでしょう。
この塔、けして立派な造りとはいえませんが、込めた願いに変わ
りはありません。大切にしてあげたいものです。
この塔は、茅ヶ崎市の北部丘陵地帯の尾根筋の道路脇に立てられています。
この道路は往時で
は集落(村)と
集落を結ぶ主要な道路だったのでしょうが、
近頃は人通りも少ない山道になっていました。そして、さらに最近では、神奈
川県立茅ケ崎里山公園内の遊歩道なっています。
この一番下の文字は何と読むのでしょうか?。
向かって右側面には安政四年
の年号、左側面下部には立てた人達の名前が刻まれています。
左右側面写真