庭の小さな生き物たち
付録
旧跡探訪
(神奈川県茅ヶ崎市編)
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)
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神奈川県茅ヶ崎市菱沼
お地蔵さんばかりでなく、道祖神や庚申塔、そして小さなお稲荷
さん等の周りで、丸い石や四角い石を良くみかけます。
これ等は古い形の供養塔やお墓で、五倫塔や多宝塔と呼ばれる
石塔の一部だと思われます。道路や宅地整備で邪魔になったもの
を、捨てたり、庭石にするわけにもゆかず、仏様のそばへそっと
置いていったものでしょう。これらの塔が最初に立てられたのは
恐らくお地蔵さんより、百年若しくは、それ以上も前であったと
思われます。
このお地蔵さんは、狭い旧道の三叉路で、生垣に背中をくっつけて窮屈そうに
立っておられています。しかも、良く見ると遠くない過去に数十センチほど後ろへ
移された形跡が見られます。車が通行する時、特に左側からの車が左折する時
に少々問題が
あって
生垣のお宅に
垣根を削ってもらい、お下がり願ったもので
しょう。でも何時までここにいられる事やら…
。
綺麗な花を手向けてもらえる様に、何時までもここにいられる事を願わずには
いられません。お地蔵さんのお顔が崩れているのは、前のお地蔵さと同じで、
例外ではありません。
周囲の写真
(2008.12記)