庭の小さな生き物たち付録 旧跡探訪 (神奈川県茅ヶ崎市編)
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(旧二十六) 遺跡(一) 甘沼水道山横穴墓群
       

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神奈川県茅ヶ崎市 甘沼、 水道山南斜面
      旧人の生活の痕跡と言えば、古代の古墳を筆頭にお墓は代表的なもの
     でしょう。横穴式のお墓も、その一つの形です。
   この様なお墓が造られた年代は、一般的には古墳時代後期と言われま
   すが、ここのお墓が何時造られたのかも、これ以上の事は分かりません。
   古墳時代とは大まかに言えば、三世紀ごろから奈良時代が始まる頃
     までを言います。
  この横穴墓は、旧跡探訪十四で紹介した、甘沼八幡大神の拝殿から、100mほど西側の
  丘陵の斜面に造られています。撮影時、半分以上埋もれた状態で、4基が確認できました。
  発見は昭和14年で、最大9基あったそうですが、個人の山の様で、手入れや保護は全くされず
  に放置されています。甘沼は地名で、水道山とはこの丘陵の頂上部には、ゴルフ場と共に
  神奈川県営水道のタンクが設置されているので、通称この様に呼ばれています。
  なお、この発見より以前にも、付近で幾つかの横穴が見つかっているが、今では位置も
  出土品も確認できないそうです。
 記載事項ついては茅ヶ崎市教育委員会資料(参考文献3)を参考にさせて頂きしました。 
(Photo.2010.1.23)
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